おうちでのお手入れについて、思うこと
2022.03.31

こんにちは!またまた転んで、軽い剥離骨折中のにいどめです。
左足ばっかりなんです。。。骨密度心配。デモ仕事には支障なし!
さて。
◇◇◇
日本ペットフード協会の2021年全国犬猫飼育実態調査によると、コロナ前と比べ、新規で犬を飼う家庭が増えたそうです。
また、「ペットと飼い主の関係性」という調査項目では、
犬飼育者は、【生活に喜びを与えてくれる存在】として、「家族」に続いて「ペット🐶」が第2位(※)とのこと。「健康」「趣味」「お金」「食」「友人」・・・などを抑えて上位に。
もはや犬・猫は、家族と同等の存在、となっているということですね✨(ちなみに猫飼育者では「ペット」が1位😲)
(※世代別では順位が異なるが、Totalでの結果)
◇◇
家族であるワンコ、専門的なお手入れは欠かせません。
サロンでも、特に3月~4月は子犬のお客様が多くいらっしゃいます。(結構一年中ですが。。)
トリマーの私が言うのもナンですが・・・お手入れってどのワンコにとっても正直しんどくて
ワンコにアンケート取ったら確実に嫌いなお手入れは、「爪切り・足裏バリカン」、「ブラッシング」、「耳掃除」、「肛門腺絞り」、「シャンプー」、「ドライ」、「顔カット」・・・
って、お手入れのほとんどダヨ😢
このお手入れの中で、飼い主さまがチャレンジしがちなのが「爪切り」と「ブラッシング」かと思います。
道具も手軽に手に入るし、なんとなく自分でできそうだし
コロナで自宅勤務だから、ワンコと触れ合う時間も取れるし
◆◆◆
でも・・・飼い主さまがワンコのためを思ってしようとしている「お手入れ」は、ワンコが苦手なこと。
ほとんどの飼い主さまは道具(爪切りやブラシ)の使い方に慣れていませんし、犬も飼い主さまが望むように「おとなしく」してくれない。
で、だいたい爪切りは失敗してしまう(深爪で出血、当然痛い)。そしてますます苦手に。サロンに来る頃には、手足を触るだけで抵抗、爪切りを必死で嫌がる→トリマーが無理やり抑える→さらに抵抗・興奮・・・の悪循環。
犬は体を触られることは嫌いなので、当然ブラッシングも苦手。もつれてる毛を引っ張られたら、そりゃ怒ります。怒ってブラシや飼い主さまの手を甘噛みしたら、逆に飼い主さまに叱られる。飼い主さまも「なめられてはならん」とばかりに、無理やりブラッシング。。。
それでも、ワンコは決して飼い主さまを嫌いになったりはしないでしょう。
でも、「爪切りは嫌い」だし「ブラッシングも嫌い」です。
◆◆
私は、お客様である飼い主さまから「家でもお手入れをした方がいいですか?」と尋ねられることがあります。
答えは「ワンコが嫌でなければ、ぜひお願いします」
です。嫌だったら、無理にしない方が良いと思っています。
犬が嫌がることに時間を割くくらいなら、お散歩時間を増やしてください。サークルから出して、自由にさせてあげる時間を増やしてください。ワンコが喜ぶ時間を増やしてあげてください。それができるのは、飼い主さまだけだと思うからです。

半面、おうちでお手入れできたら最高!とも思います。
ワンコがストレスなく、飼い主さまのお手入れを受け入れる。
そのお手伝いが出来たらいいな、と思う毎日です。

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